【FE風花雪月レビュー】開発陣の狂気を感じる作り込み!重厚な物語に思わず脱帽。

 

プレイ時間は50時間ほど。黒鷲学級。難易度ノーマル(クラシック)でクリア。

この記事に、ネタバレは含まれていないので、安心してお読みください。

 

プレイ感想

学園パート

行動できる範囲は限られているし、落とし物は面倒臭いだけだし、やることも大体決まっている。

総合的に見ると、学園パート自体はただの作業のように感じた。

 

もっとも、面倒臭いと思うなら学園パートをスキップできるので、テンポが悪いというわけではない。

ペルソナより簡素な作りになっていて、作業感が軽減されている印象を受ける。

 

キャラクター(会話)

キャラクターとの会話シーンは、開発陣の狂気とも言える作り込み。

 

総勢30名を超えるキャラクター全てについて会話イベントが存在し、キャラクター同士の組み合わせを考えると、一体何通りの会話シーンが存在するのかと気が遠くなる。

 

全ての会話シーンを網羅しようと思えば、おそらく2~3周では無理。

色んなカップリングを試してみたい人は、何周もしてやり込むんだろうね。

 

ちなみに、最終的に同性のキャラクターと結ばれることも可能となっている。

LGBTに配慮した任天堂には拍手を送りたい。

 

育成

どのように生徒たちを育成するかはプレイヤー次第。無限の可能性を感じた。

 

例えば、全員に弓と黒魔法を持たせて、ひたすら遠距離攻撃を繰り出す陰キャ戦法をとっても良いし、剣・斧で武装したウォーリアー軍団を作っても良い。

プレイヤーが色んな縛りプレイを楽しむことができるという意味で、この自由度の高さは非常に魅力的に映る。

 

ただ、最上級クラスにおいて、馬術 or 飛行を必要とする兵種が多いのが若干気になる。

もっと歩兵種を増やしても良いと思ったので、そこだけマイナス。

 

戦闘

序盤=バランス良好、中盤以降=簡単すぎる。

 

普通にキャラクター1人1人が強いので、SRPGによくある「お荷物キャラ」を守りながら戦うってこともないし、緊張感はゼロだったな。ラスボスですら余裕だった。

一部の戦闘を除いて「計略」の使い道もよく分からんし、「騎士団を率いて戦っている」という点をもっと前面に出しても良かったんじゃないだろうか。

 

ただし、サクサクとゲームを進めたい人にはピッタリかも。

やりごたえはないけれど、キャラクターたちが無双する姿は爽快そのものです。

 

ストーリー

本作は、選んだ学級によって、ストーリーが変わるマルチエンディングシステムとなっている(黒鷲学級のみ分岐あり)。

 

登場人物たちの思惑が複雑に絡み合う重厚な物語となっており、全てのルートを網羅しようと思えば、最低でも4周する必要がある。このボリュームには舌を巻いた。

 

ひとつ言えることは、それぞれの “正義” があり、視点を変えれば、見えてくる景色も変わるということだ。

往々にして戦争とはそういうものだが、それをゲームの中で体験できるようにしたのは、ある意味革新的と言える。

 

私の選んだルートは、話の展開がやや急な部分もあるが、最後まで飽きずに楽しむことができた。

 

総評

学園パートがやや単調だったり、戦闘の難易度が低すぎるといった欠点もあるけど、

キャラクター、育成システム、ストーリーは抜群に良かった。80点ぐらいは付けられる良作と言えるんじゃないだろうか。

 

私は2周目以降をやるつもりはないけど、周回プレイにのめり込む人の気持ちも分かる。

1周しただけでは晴れない胸のモヤモヤを何とかしたいと思うだろうから。

 

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