元はてなブロガーである私が「互助会」のことを嫌う理由。

 

らっしゃい、ヨコスケ(@yokosuke_game)です。

 

はてなブログに関する記事は過去にいくつか書いたけど、互助会にスポットを当てた記事は、たぶん今日が最初で最後です。もう書きません。

その代わりに、互助会が嫌われている理由を、はてな時代の体験と併せて赤裸々に書き殴っていくので、誰か(願わくば、はてな初心者)に届いてくれたら嬉しいです。

 

「互助会」の再定義

まず、互助会の定義だけれど、一般的には、

 

「ブログの意図的・作為的なアクセスアップ(バズ)を目的として、相互ブックマーク等のスパム行為を行う統一的意思を持ったコミュニティ」

 

といった意味になると思う。

 

分かりづらい人は、はてな運営が禁止している「スパム行為」の説明を読んで、「このようなスパム行為を故意に行うグループ」と理解しておけば良い。

 

これが一般的な定義なので、「互助会だ!」と指摘されて、はてな初心者は当惑してしまう。何もしていない(と思っている)のに、電車の中で「痴漢だ!」と騒がれるのと同じだ。

 

「はぁ?互助会??そんなグループに入った覚えはないし、スパム行為なんてやってないよ?」って。

ベンゾー
俺、関係ないって!

 

まず、この認識の食い違いを正しておこう。「互助会」という言葉は、はてな初心者が思っているような意味で使われていないから。

 

確かに、今となっては、互助会はほぼ駆逐されており、「はてブのお返しに私の書いた記事にもはてブを下さい」なんてあからさまに言う人はほとんど居ない(昔は本当にそういうスパムを大々的に推奨している輩たちがいた)。

つまり、本来の意味での「互助会」は絶滅したと言ってもいい。たぶん、Twitterで探しても、そういうグループは見つからないだろう。

 

じゃあ、はてブのコメント等で、今でも「互助会」というワードが飛び交うのは一体何なのか。

 

これは、本来の意味で使っているのではなく、「互助会っぽいことをやっている人」や「その人を取り巻く周囲の人たち」を指して、「互助会」と揶揄しているのであって、むしろ、今はそちらの意味の方がメインになっている。

 

「互助会だ!」と指摘されて、訳も分からず困惑しているはてな初心者の方は、まずその事実を確認して欲しい。

そのうえで、「互助会っぽい人たち」とはどういうコミュニティなのか、そして、なぜ「互助会っぽい人たち」にヘイトが集まるのかを説明していく。

 

「互助会っぽい人たち」とは何か。

「互助会」と「互助会っぽい人たち」の違いは、端的に言うと、「共謀しているか、していないか」の違いである。

 

「互助会」は、「はてブを付けられたら、お返しにはてブを付けましょう」と明確に促している。お互いが合意の下でスパム行為に及んでいる点に特徴がある。

(お「互」いに「助」け合う「会」だから、『互助会』と言うわけだ)

 

しかし、「互助会っぽい人たち」は、口裏を合わせずに、「暗黙の了解」でそれをやっている。

つまり、「お返しをしなければ…」と思う人間の返報性を利用して、無差別にはてブを付けまくり、お返しのはてブを貰って記事をバズらせている。

 

傍から見ていれば、互助会にしか見えないが、本人たちに言わせれば、「気に入った記事にブックマークを付けているだけ」である。

そして、それが本当の場合もあるし、そういう人たちからすれば、はてなブックマークを利用規約の範囲内で正当に利用しているだけなので、他人から文句を言われる筋合いはないということになる。

 

はてなブログが、ブロガー同士の横の繋がりを重視する作りになっている以上、結果的に互助会っぽい関係性になってしまうのは、ある程度仕方ない。

横の繋がりで慣れ合っているのを見て、「気持ちわりぃなー」と悪態をつく人もいるが、個人的には、「やりたいのであればどうぞ」って感じだ。

 

じゃあ、どうして「互助会っぽい人たち」が嫌いなのか。

互助会っぽい人たちに罵詈雑言を浴びせるはてな民の気持ちを少し代弁させて欲しい。

 

なぜ「互助会っぽい人たち」にヘイトが集まるのか。

はてなブログ=ネットコミュ力のある人が勝つ。

「どうすればブログのアクセスを増やせるか」と考えた末に、互助会っぽい関係性にその答えを求めるはてな初心者は後を絶たない。

 

はてブを稼いでスマニュー砲でバズらせる

というのは、もはや、はてなブログの常識なので、互助会っぽい関係性を求めて、はてなブログに引っ越してくるブロガーもいるぐらいだ。

 

はてなブログでは、そういう横の繋がりを作れるネットコミュ力のある人たちが勝つ。

 

私は、サブブログを作った際に、他の人のブログを読むのをピタっとやめて、記事を書くことに集中していた時期があった。

定期的に読んでいたブログが更新されてもスターすら付けなかったし、読者登録も一切行わなかった。まあ、単に面倒くさかった。

 

その結果、サブブログの読者数がどうなったかと言うと、

1年間、読者ゼロである。冗談抜きでリアルに。

(あまりに虚しくなったので、自分で読者登録した。リアルに。)

 

「それは、お前のブログが面白くなかっただけだろ」と言われたら、それまでだけど、運営期間1ヶ月とかで、読者数100人、200人のブログを見ていると、さすがに営業活動なしで、ここまで読者数を増やすのは無理だろ…と思ってしまう。

 

逆に、めちゃくちゃクオリティが高いのに、読者数が10人未満のブログを見かけて、何とも言えない気持ちになることもある。最悪の場合、私と同じ「0人」である。

 

まず、最初のヘイトがここで溜まる。

せっせと記事を書くよりも、営業活動をしている方が読者やアクセスを伸ばせる…という構図に辟易してしまうわけだ。

 

無知をさらけ出す初心者と、それに影響される周囲

全て内輪でやってくれたら良いんだけど、全然事情を分かっていない初心者が、急激なアクセス増加に驚き、

 

「ブログ初心者の私が、1ヶ月で10万PVを達成した方法!」

 

などと、何番煎じなのか分からないタイトルの記事をバズらせていることもある(はてなブックマークを付けまくったとか、そういうことが書いてある)。

 

本人からすれば、「凄いことを発見した!」という気持ちでいるんだろうけど、周囲からすれば、「またか…」という感想と溜め息しか出てこない。

 

「互助会のことを知りませんでした。自分が間違っていました」と非を認めて、記事を取り下げるならまだしも、

「本当に面白いと思ってはてなブックマークを付けたんです。何が悪いんですか?」「交流を図ったらダメなんですか?」と開き直る人もいるからタチが悪い。

 

純粋に、面白いと思ってはてブを付けたんだったら別に良いんだよ。交流を図ることも悪くない。

結果として、互助会っぽくなるかもしれんけど、内輪でコッソリやるぶんには何も言わない。勝手にやればいい。

私が「やりたいのであればどうぞ」と言ったのは、そういう趣旨だ。

 

だけど、「こうすれば、アクセス数・PV数が増えますよ!」と、周囲に向かって大々的に報告するということは、どう好意的に解釈しても、

 

人間の返報性に期待して、はてブを付けた。

 

…と言っているようにしか聞こえんだろ。

「はてブを付ける」という行為と、「アクセス数・PV数が増えた / 記事がバズった」という結果との間に、何の因果関係も無いと思っているのであれば、そんな記事を書くわけがないからだ。

 

そして、見返りを求めて、読者登録をしたり、はてブを付ける行為は、本来の使い方ではなく、スパムと言われても仕方ない行為である。

自分のブログ読者を増やすことだけを目的に無差別に読者登録を行うことはスパム行為にあたります。自分が継続的に読みたい興味あるブログを購読しましょう。

週間はてなブログ「【今回のお悩み】ブログの読者ってどうすれば増えますか?」

はてなブックマークでは、新着エントリーや人気エントリーへの掲載のために行われる不正な行為を「スパム行為」とし、表示制限措置や利用停止措置の対象としております。

はてなブックマークにおけるスパム行為の考え方および対応について

 

そりゃ、ヘイトが爆発してもおかしくないでしょ…。

何が交流じゃ。アホか。思いっきり自分の養分にしてんじゃねえか。

 

しかも、その記事を読んだ別のはてな初心者は、記事の内容に感化されて、自身もはてブ営業活動に精を出すようになる。かなりの高確率で。このようにして、負の連鎖が生み出されていく。

 

この一連の流れにウンザリしているはてな民にとって、「はてブ営業でバズを狙っていこうぜ」と宣伝して、何も知らない初心者を巻き込んでいる奴ほど、ムカつく奴はいない。

 

結局、「互助会っぽい人たち」の何が嫌いなのか。

以上の話をまとめるとこうなる。

 

まず、互助会っぽい人たちの何がヘイトを買っているかと言うと、お互いに馴れ合って、スマニュー砲を狙っていこうぜぃ~みたいなノリが、癪に障るんだろうなと思う。

 

本来、SEO対策やブランディング戦略が第一にあるべきであって、拡散を狙ったSNSマーケティングなどは、質の高いコンテンツの存在を前提としている。

もちろん、それを分かっているはてなブロガーも多いが、往々にして、はてな初心者はそんなものどうでもよくて、とにかく記事がバズりさえすれば、それで良いと思っている。

アクセスが集まらない根本的な原因を追求することなく、「他のブロガーと馴れ合う」という短絡的な選択をしてしまうのだ。

 

このような努力過程を無視する態度に不快感を示しているブロガーさんもいたが、個人的には、小手先のテクニックで記事がバズったとしても、長期的に見てブログの成長には繋がらないので、馴れ合いたいんだったら、内輪で勝手にやれば良いというスタンスを取っている。だから、そこについては別に良い。

 

問題は…

 

  • 人間の返報性につけこんで、自分の養分にしてやろうとする性根。
  • 「互助会」と指摘されて、「交流目的です」「見返りを求めていません」などと嘯く卑怯さ。
  • 他の初心者を巻き込んでいることに気づいていない無知さ。

 

↑これが、同じブロガーとして我慢ならないのだ。

 

たとえブログの知識に乏しかったとしても、感覚的にこれはダメだと分かるだろう。分からないんだったら、マジで終わってんな…と思う。

 

そういう理由で、私は、互助会っぽい人たちが嫌いだ。

スパムだから怒ってるんじゃない(それもあるけど)。関係のない人を巻き込み、そこに対して何の背徳感も持っていないからタチが悪いと言ってるのだ。

 

以上、元はてなブロガーの互助会に対する意見。

願わくば、これからはてなブログを始める初心者の方や、互助会と指摘されて事情が分かっていない人に届いてくれたら嬉しい。

 

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